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床の張り替えは、営業しながらできるか

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床の張り替えは、営業しながらできるか

床の傷みが気になっているけれど、お店を閉めるわけにはいかない。オフィスの床を替えたいが、仕事を止められない。床の張り替えで、まず聞かれるのが「営業しながらできますか」です。
答えは、床の広さや使い方、選ぶ床材によって変わります。営業を続けたまま進められることもあれば、どこかで休業日を作ったほうが、結果として早く済むこともあります。
ここでは、営業を止めずに床を替えるときの考え方をお伝えします。

床は、工事中に上を歩けません
壁や天井と違い、床は工事中に人が通れません。古い床材をはがし、下地を整え、新しい床材を張るあいだ、その場所は使えなくなります。
そのうえ、床の上には什器や机、棚が載っています。張り替えるには、それらを一度どかす必要があります。
大きな棚や重い什器は、動かすだけで人手と時間がかかります。中の商品や書類を一度出す必要があれば、その段取りもお客様と一緒に決めます。
営業しながら進めるかどうかは、この「使えない場所」と「どかす物」をどう回すかの話になります。

区画を分けて、少しずつ進める方法
よくあるのは、床を区画に分けて、順番に張り替えていく方法です。一部を工事しているあいだ、残りの場所で営業を続けます。
この方法なら、お店を閉めずに済みます。そのかわり、什器の移動や養生を区画ごとに繰り返すので、手間は増えます。工事の日数も、一度に張り替えるより長くなります。
区画の分け方は、お客様の動線と、レジや受付の位置で決まります。入口から受付までの通り道は、最後まで残すように考えます。
区画の境目には、一時的に段差ができます。お客様がつまずかないよう、境目の養生と表示にも気を配ります。

乾く時間を見込んでおく必要があります
床材は、接着剤で張るものが多くあります。下地のくぼみを埋める材料を使う場合もあります。これらは、乾くまで重い物を載せたり、強く踏んだりできないことがあります。
どれくらい待つかは、材料や季節、部屋の温度で変わります。張ったその日に什器を戻せるとは限りません。
工程を組むときは、この乾く時間を入れておく必要があります。ここを詰めすぎると、仕上がりに響きます。
床材の中には、置くように敷けるタイプや、張ってすぐに上を歩けるものもあります。営業しながら進めたいなら、床材の選び方で工程を短くできることもあります。ただし、下地の状態や使い方によっては向かないこともあるので、現地を見て判断します。
接着剤によっては臭いが出るものもあります。飲食店など臭いが気になる業態では、材料選びから考えます。

夜間に作業できるかは、建物によります
お店が閉まってから作業する方法もあります。営業時間に影響を出さずに済むのが利点です。
ただ、夜間に作業ができるかどうかは建物によって違います。ビルによっては、作業できる時間帯や搬入の時間が決まっています。住まいが近い場所では、音や臭いへの配慮も要ります。
夜間や休日に作業する場合は、職人の手配の条件が変わるため、金額に響くことがあります。区画を分ける場合も、移動や養生の手間が増える分が見積に出てきます。営業を止める日を1日作るのと、どちらが良いかを比べてみる価値はあります。
工事中の営業全般については、別のコラム「工事中、お店を開けたまま進められるか」でも書いています。

営業を続けながらの工事もご相談ください
床の広さ、置いてある物、営業時間、建物の決まり。これらを伺えば、どう進めるのがよいかをご提案できます。
張り替えたい範囲が広いのか、入口まわりや通路など傷みやすい場所だけなのかでも、進め方は変わります。傷んだところだけ先に替える、という選び方もあります。
当社は現地を拝見してから、明細でお見積りをお出しします。区画を分けて進める場合と、休業日に一度に張る場合とで、見積を分けてお出しすることもできます。
お見積りは無料です。お問い合わせフォームからお気軽にご相談ください。

代表取締役社長 佐藤 繁(1級建築施工管理技士)

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