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天井を張り替えるとき、照明と空調をどうするか

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天井を張り替えるとき、照明と空調をどうするか

天井の汚れやシミが目立ってきた。照明を明るいものに替えたい。改装に合わせて天井もきれいにしたい。天井の張り替えは、店舗やオフィスの改装でよく出てくる工事です。
天井を張り替えるときに必ず関わってくるのが、照明と空調です。どちらも天井に付いているので、天井を替えるなら、それらをどうするかを先に決める必要があります。
ここでは、天井の張り替えで現場が何を考え、見積のどこで金額が変わるかをお伝えします。

最初に決めたいのは、照明と空調の位置を変えるかどうか
照明と空調の位置をそのままにするなら、天井の工事は比較的すっきり進みます。今の開口に合わせて新しい天井を張り、器具を戻せばよいからです。
位置を変える場合は、そうはいきません。器具を動かすには、天井の中で電気の配線や空調の配管を延ばします。開口の位置も変わるので、天井の骨組みにも手が入ります。
空調は、天井に埋め込むタイプなら本体が天井の中にあります。動かすとなれば配管や排水のやり直しになるので、照明よりも工事が大きくなりがちです。
照明器具だけを新しいものに替えたい、というご相談もあります。器具の大きさが今と違えば、開口の寸法を合わせる作業が出てきます。

既存の下地を使えるかで、工事の量が変わります
天井は、上から吊った骨組みに板を張って作ります。骨組みは軽量鉄骨で組むことが多く、いくつかの部材でできています。そのうちのひとつを、現場では「親バー」と呼んでいます。
張り替えのときに既存の親バーが使えれば、骨組みを一から作り直さずに済みます。傷みや位置の都合で使えなければ、組み直しになります。
天井の中は、開けてみると、配線や配管が思わぬ場所を通っていることもあります。
どちらになるかは、天井を開けてみないと分からないことがあります。見積では、使える前提なのか、作り直す前提なのかを書いておくようにしています。

ある店舗の天井の内訳
実際の見積がどうなるか、ある店舗で天井を張り替えたときの内訳を例にします。
・天井の骨組みは、既存の親バーを使って組む
・照明や設備の開口まわりを補強する
・アルミ製で451角の点検口を5か所に付ける
・仕上げは910角の化粧石膏ボード(ジプトーン)を張る
開口まわりの補強は、開口で切れた骨組みを補い、器具をしっかり付けるためのものです。点検口は、天井の中の設備を後から見られるようにするためのものです。点検口の考え方は、別のコラム「天井の点検口は、なぜ必要で、いくつ付けるのか」で書いています。
このように、天井の張り替えは「板を張る」だけではありません。骨組み、補強、点検口、割り付けと、いくつもの作業の組み合わせです。

ジプトーンのマス目は、照明と空調に合わせて割り付けます
ジプトーンは、模様の入った天井用の石膏ボードです。910角の板を並べて張るので、天井にはマス目ができます。
このマス目の線と、照明や空調の位置がずれていると、仕上がりが落ち着きません。器具が板の継ぎ目にかかり、開口の処理も難しくなります。
そのため現場では、空調や照明の位置に合わせて、どこから板を張り始めるかを調整します。これを割り付けと言います。部屋の端に細い板が残らないようにすることも考えます。
割り付けを先に決めておけば、照明や空調の職人もその位置に合わせて動けます。
割り付けによっては、板の切り落としが増えることがあります。見積の数量に、その分が含まれているかも見ておくと安心です。

天井の張り替えをご検討の方へ
照明を替えたいのか、空調を動かしたいのか、汚れをきれいにしたいだけなのか。何をしたいかで、天井の工事は変わります。まずはそのご希望をお聞かせください。
当社は現地を拝見し、天井の中の状態も確認したうえで、明細でお見積りをお出しします。照明や空調の工事も、各工種の協力業者とともに一式でお請けできます。
営業中のお店で天井を工事するときは、床や什器に養生をして進めます。棚の上にもほこりが落ちるので、どこまで物をどかすかも事前にご相談します。
お見積りは無料です。お問い合わせフォームからご相談ください。

代表取締役社長 佐藤 繁(1級建築施工管理技士)

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