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工事中、お店を開けたまま進められるか

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工事中、お店を開けたまま進められるか

改装はしたい。でも、そのあいだお店を閉めると売上が止まる。店舗のオーナーの方なら、まずそこが気になると思います。
営業しながらの工事は、内容によってはできます。ただし、どこまでできるかは工事の種類とお店のつくりで変わります。そして、営業を続けるための工夫は、そのまま日程と金額に表れます。
工事を早く終えたいのか、休む日を減らしたいのか。どちらを優先するかで、選ぶ方法も変わります。
現場でよく取る3つの方法と、それぞれで気をつけることを書きます。

区画を分けて、順番に進める
売り場や施術スペースをいくつかに分け、順番に工事する方法です。工事しているほうは仮の壁やシートで仕切り、残りで営業を続けます。
区画の境目には、粉じんが漏れにくい仕切りを立てます。仕切りの位置によっては、お客様の動線を一時的に変えていただく必要があります。
この方法は、お店の広さにある程度余裕があることが前提です。また、区画を移るたびに養生や片付けをやり直すため、一度に全体を工事するより手間がかかります。工期が延びること、その手間が見積に出ることは、あらかじめ知っておいていただきたい点です。
区画を分けるときは、電気や空調の系統も確かめます。工事する区画の電気を止めると、営業している側まで止まってしまうことがあるからです。
床の張り替えなどは、乾燥の時間も含めて区画の順番を考えます。床については、別のコラム「床の張り替えは、営業しながらできるか」でも書いています。

夜間や営業時間外に回す
閉店後から翌朝の開店までに作業を進め、朝には営業できる状態に戻す方法です。お客様の目に触れずに工事できるのが利点です。
ただ、毎朝元に戻すには、片付けと清掃の時間が毎日かかります。テナントビルでは夜間の作業が認められていないこともあるため、管理会社への確認が先になります。
夜間は、近隣への音の配慮も必要です。周りに住まいがある場所では、夜に回せる作業はさらに限られます。
夜間の作業は職人の手配も変わるため、昼間の工事と同じ金額にはならないのが一般的です。どの工事を夜間に回すかは、効き目と費用を見比べて決めます。

音とにおいの出る工事だけ、休業日に寄せる
すべてを営業時間外にするのではなく、音や粉じん、においが出る工事だけを休業日に寄せる方法もあります。解体、壁や床をはがす作業、塗装や接着剤を使う作業などがそれにあたります。
一方で、音の小さい作業は営業中に進められることもあります。工事の中身を分けて、どれをいつやるかを組み直すと、休む日を少なくできる場合があります。
たとえば、解体と下地づくりを休業日に集中させ、仕上げの作業は営業時間外に少しずつ進める。こうした組み合わせで、休業を短くできることがあります。

営業中の工事で、気をつけること
何より大事なのは、お客様と従業員の安全です。工具や資材の置き場、通路の確保、出入り口の分け方を、工事の前に決めておきます。
粉じんやにおいは、仕切っていても完全には防げないことがあります。飲食や施術など、空気やにおいが気になる業種では、作業の時間帯をより慎重に考えます。
工事の予定を事前にお客様へ知らせておくと、音やにおいがあっても受け止めてもらいやすくなります。
営業を止めるかどうかを最初に決めると、工事の進め方はほぼ決まります。止めない場合は、区画と時間帯をどう分けるかが見積の前提になります。前提が違えば、同じ内装でも金額は変わります。

営業の予定と合わせて、ご相談ください
当社は代表自身も現場に立ち、段取りから施工までを見ています。営業時間や混む曜日、休める日を教えていただければ、それに合わせた進め方をご提案します。
細かい指示がなくても、段取りを組んで最後まで進めます。
現地を見てから、明細でお見積りをお出しします。見積は無料です。区画で分ける場合と休業日に寄せる場合のように、進め方の違いでどう変わるかもお伝えできます。
休みをどこまで取れるか決まっていない段階でも、お問い合わせフォームからご相談ください。

代表取締役社長 佐藤 繁(1級建築施工管理技士)

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