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追加費用が出るのは、どんなときか

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追加費用が出るのは、どんなときか

見積の金額で工事が終わると思っていたのに、途中で「追加が出ます」と言われる。工事を頼む側にとって、いちばん困る場面の一つです。予算の稟議を通したあとなら、なおさらです。
当社も、追加はできるだけ出したくないと考えています。それでも内装の工事には、始める前にはどうしても分からないことがあります。
ここでは、追加費用が出るのはどんなときかを、現場の側から整理します。理由が分かっていれば、最初の打ち合わせで手を打てることも増えます。

壊してみるまで見えない部分がある
いちばん多いのは、既存の内装をはがして初めて分かることです。壁や床の下地が傷んでいた、配管や配線が思っていた場所を通っていた、図面と違う作りになっていた。こうしたことは、表面を見ているだけでは分かりません。
天井も同じです。既存の天井の骨組みをそのまま使う前提で見積もっていても、開けてみて状態が悪ければ組み直しになります。そうなると、材料も手間も増えます。
当社では、見積の段階で「ここは開けてみないと分からない」という箇所をお伝えするようにしています。明細でお出しするので、どの項目が前提付きの金額なのかも見ていただけます。

伝えられた寸法と、現地の寸法が違う
図面や口頭で伝えられた寸法が、実際と違うこともあります。聞いていた窓の幅が、測ってみると半分しかなかったということもありました。
窓が小さいと、その部屋で必要な換気が取れません。すると換気扇を足す工事が加わります。寸法が一つ違うだけで、別の工事が付いてくるわけです。
ですから当社は、現地を見て、自分で測ってからお見積りするのを基本にしています。図面がない段階でもご相談いただけますが、金額を固めるのは現地を確認してからです。

途中で仕様や使い方が変わる
工事が始まってから「やはりここに棚がほしい」「この部屋は個室にしたい」と変わることがあります。お店やオフィスの使い方を詰めていくと、自然に出てくる話です。
気をつけたいのは、小さく見える変更が別の工事に広がる場合です。たとえば間仕切りを天井の手前で止める予定だったのを、天井まで閉じる形に変えるとします。閉じた部屋には空調や照明が要りますし、消防設備にも関わってきます。天井の手前で止めれば、こうした設備の工事は要りませんが、そのかわり音は通ります。どちらを選ぶかで、見積の中身がかなり変わるところです。
変更が出たときは、その場で金額への影響をお伝えし、ご了解をいただいてから進めます。あとで請求書を見て驚く、ということにならないようにするためです。

工期の都合で、段取りが変わる
開店日が前倒しになった、営業中の店舗なので音の出る作業を夜や休業日に寄せたい。こうした工期の事情でも、費用は変わることがあります。
人を増やして一気に進める、材料を急いで手配する、作業の時間帯を変える。どれも段取りの組み直しになるからです。日程に動かせない事情があるときは、見積の前に教えていただけると、その前提で金額を出せます。
反対に、工期に余裕があれば、材料をまとめて手配したり、職人の手が空く日に合わせたりと、無理のない段取りが組めます。建具のように納期のかかるものは、早めに決めておくほど選べる幅も広がります。日程の相談は、早いほど打てる手が増えます。

追加を小さくするために、最初にできること
追加をゼロにするのは難しくても、小さくすることはできます。まずは現地を一緒に見ること。そして、使い方とご予算の考え方を最初に伝えていただくことです。
当社は、図面とご予算の考え方をお聞かせいただければ、それを汲み取って形にしていきます。細かい指示がなくても、どこまでやれば足りるかを一緒に考えられます。
見積書のどこに前提が書かれているかを確かめるのも有効です。見方は別のコラム「内装工事の見積書は、どこを見れば比べられるか」で書いています。
工事の途中で追加が出て困った経験がある方も、これから工事を考えている方も、まずはお問い合わせフォームからご相談ください。現地を見てから、明細でお見積りします。見積は無料です。

代表取締役社長 佐藤 繁(1級建築施工管理技士)

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