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美容室・サロンの内装は、水まわりの位置で決まる

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美容室・サロンの内装は、水まわりの位置で決まる

美容室やサロンの内装は、雰囲気づくりに目が行きがちです。壁の色や照明、鏡の並びは、お店の印象を大きく左右します。
ただ、工事の中身と金額を大きく左右するのは、目に見えるところより、シャンプー台をどこに置くかです。シャンプー台には給水、給湯、排水がつながります。この位置で、床の工事も給湯の設備も変わってきます。
ここでは、美容室・サロンの内装で、水まわりを中心に考えておきたいことを挙げます。

シャンプー台の位置は、排水の流れで決まる
排水は、勾配をつけて流す必要があります。シャンプー台を既存の排水管から離れた場所に置くと、勾配を取るために床を上げることになります。
シャンプー台の位置を後から動かすのは、床と配管をやり直す工事になります。ほかの工事と比べても手戻りが大きいので、最初に固めておきたいところです。
床を上げると、その部分に段差ができます。お客様の動きや、車いすでの来店も考えると、段差の位置には気をつけたいところです。床を上げる範囲が広がるほど、工事の日数と金額は増えます。
現場ではまず、排水をどこに流せるかを確かめます。既存の排水管に近い壁際にシャンプー台を寄せれば、床を上げる範囲を小さくできることがあります。ビルのテナントでは、下の階の天井裏に配管が通っていることもあり、建物側との確認も要ります。

給湯と電気は、同時に使う台数で考える
シャンプー台が複数あると、同時にお湯を使う時間が出てきます。給湯器の能力が足りないと、温度が安定しなかったり、お湯の出が弱くなったりします。タオルを洗う洗濯機やスタッフ用の流しも同じ給湯器から取るなら、そのぶんも見込んでおく必要があります。
前のお店の給湯器が残っていても、台数が増えれば足りないことがあります。給湯器を大きくするには、ガスや電気の容量、置き場所、排気の取り方も確認が必要です。見積では、給湯器の本体に加えて、配管やガス・電気の工事が別に出てきます。
同じことが電気にも言えます。ドライヤーを何台も同時に使うと、容量や回路の数が足りなくなることがあります。鏡の前ごとにコンセントを用意するなら、回路の分け方も一緒に考えます。

床は、水と薬剤に強い仕上げを選ぶ
シャンプー台のまわりは、どうしても床が濡れます。カラー剤やパーマ液がこぼれることもあります。床の仕上げは、水や薬剤に強く、汚れが染み込みにくい材料を選びたいところです。
水を多く使う場所では、仕上げの下の防水も考えておきます。下の階にほかのお店がある場合、水漏れはそちらへの被害につながります。見た目だけでなく、水まわりのどこまでを同じ材料にするかを決めておくと、見積が比べやすくなります。床の材料を途中で張り分けると、境目の部材と手間が見積に加わります。

髪の毛が流れる排水は、点検できる作りに
美容室の排水には髪の毛が流れます。詰まりやすいので、排水の途中で点検や掃除ができる作りにしておくと、営業を始めてから困りません。
床下や壁の中に配管を隠すと見た目はすっきりしますが、点検できる場所がないと、詰まったときに床や壁を壊すことになります。どこに点検の口を設けるかも、計画のうちです。
見積では、点検や掃除のための口は小さな項目です。それでも、付けておくかどうかで、後の修理の手間は大きく変わります。

水まわりの位置から、一緒に考えます
美容室・サロンの内装は、シャンプー台の位置が決まると、ほかの配置も決まりやすくなります。鏡の数とシャンプー台の数、お客様の流れをお聞かせいただければ、物件の排水の位置を確かめたうえで配置をご提案します。
前のお店も美容室だった物件では、残っている配管や給湯器が使えるかどうかを確かめるところから始めます。使えるものを活かせれば、そのぶん工事を小さくできます。
図面がなくても、現地を拝見してから明細でお見積りをお出しします。お見積りは無料です。代表自身も現場に立ちますので、配管の取り回しのように現場で見て分かることも、その都度お伝えします。お問い合わせはフォームからどうぞ。

代表取締役社長 佐藤 繁(1級建築施工管理技士)

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